dari88's blog 2

dari88の雑記帳です

今日のコーヒー自家焙煎: 理想的な温度プロファイルを作る

私は10年以上手網を使ってコーヒーの自家焙煎を続けています。特に味にこだわっている訳でもなく、普通にコーヒーメーカーで淹れて、家族の生活の中でコーヒーを飲んでいました。何で自家焙煎?・・・というと、生豆のほうが圧倒的に安いから! という単純な理由からでした・・・(^^;;;

最近何かのきっかけでどうせなら美味しいコーヒーを飲もうと思うようになり、勉強を始めています。田口 護、旦部 幸博 (著) 「コーヒー おいしさの方程式」を読んだり、宮嶋克雄さんのブログ「バールで立ち話」を読んで勉強しています。

生豆を焙煎しないことにはコーヒーにならない訳ですが、これは生豆に含まれる雑多な成分の化学反応であることがよく分かりました。であれば、焙煎時の温度プロファイルが分からないことには始まらないと思った訳です。

データを蓄積していけば、美味しかったり、美味しくなかった時の原因が見えてくるかもしれません。また、焙煎のプロのノウハウを反映することも可能になるかもしれません。手網による自家焙煎を勘と経験だけの世界から再現性のある科学的なものにしよう! という試みです・・・(^^;;;

 

で、今日の焙煎は理想的な温度プロファイルにちょっとだけ近づいたかな? というものです。

 

焙煎温度プロファイル: #15

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温度変化率: 4.5 ℃/分

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生豆: グァテマラ アゾテア SHB

焙煎度: 中深煎り

焙煎条件: 手網、200g、やや強火、炎から10cmでスタート、
      1ハゼの途中から15cmに上げる

お味: 

 抽出: 焙煎の一晩後、カリタ式、84℃、2分50秒、450cc

 香味: ◎ 苦味を感じるスッキリしたお味、美味しい

 

考察: 

・1ハゼの途中から15cmに上げて火力を弱めた結果、化学反応が盛んな1ハゼ以降の温度上昇率が4.5 ℃/分と理想的な感じになりました。

・これに伴い、1ハゼ終了と2ハゼ開始までの時間間隔が約2分と適切な感じになりました。この辺りの進行がゆっくりになると、落ち着いて煎り止の判断ができるという利点があります。