今日のコーヒー自家焙煎: 厳選抽出動画を見てみよう
今日はYouTubeに投稿されているコーヒのハンドドリップの動画を見てみましょう。これはと思うものを厳選しています。
(1)円錐形ドリッパーによる透過法での抽出
・100円玉方式
・全体で2分40秒くらいです。
(2)ペーパードリップ/円錐ドリッパー【金澤屋珈琲店】
・500円玉方式
・全体で3分くらいです。
(3)ハリオV60でハンドドリップ
・ナイスカットミルの3.5番
・500円玉方式
・全体で1分35秒くらいです。
(4)CoffeeSAKURAのおいしいコーヒーの淹れかた編
・周辺1cm方式
・全体で2分30秒くらいです。
(5)ペーパードリップ(上級編) 3of3 - カフェよりおいしいコーヒーを
・周辺1cm方式
・全体で2分30秒くらいです。
(6)【Frestaplus】美味しいコーヒーの入れ方 ペーパードリップ編
・一点連続給湯方式
・全体で2分30秒くらいです。
(7)日本チャンピオンのハンドリップ
ジャパンハンドドリップチャンピオン尾籠一誠さんのドリップです。
・蒸らしの後は2回に分けて給湯しています。
・ペーパーにもお湯をかけています。
・ドリッパー内のお湯は最後まで落としきっています。
・全体で1分40秒くらいです。
(8)コーヒーハンター・川島良彰が教える美味しいコーヒーの淹れ方
・連続給湯方式
・全体で1分45秒くらいです。
(9)日本一の珈琲かも!?と思わず唸ってしまったコーヒー
・極端なくらいの点滴式です。
・全体で7分40秒くらいです。
これらの動画から得られる教訓は?
- 全体で3分以内に抽出すればどんな方法でも美味しいに違いない。
- (7)を見れば分かるが、フィルターに直接お湯をかけても大勢に影響しない。
- (7)を見れば分かるが、最後までドリップしても嫌味が出ることはない。泡に含まれるアクは浮いているので、下から出てこない。
- (9)でも美味しいのだとすると、どうやったら不味くなるのか教えて欲しくなる。
結局抽出の良し悪しというものも、何を基準に置くのかということで変わってくるのだと思います。雑味とか嫌味とか言われるものを出さない事は絶対的な基準だと思いますが、それ以外の事は好みの問題でしょう。スッキリしたものが好みか、ねっとりしたものが好きなのか。濃いも薄いもお好み次第ですよね。
豆の挽き方(中挽き・中粗挽き・粗挽き)、豆の量、湯温、抽出時間、湯の注ぎ方などでコーヒの味覚はずいぶんと変わってきます。煎豆が新鮮であることは大前提として、自分の好みを発見するまで色々と試行錯誤してみるのが良いでしょう。
コーヒーの抽出に絶対は無いというのが今日までの結論です。
蛇足
・土手方式の人は、土手を崩さないようにとか、粉が動くのを嫌うようですが、動いた結果どういう味になるのか説明を聞いたことがありません。
・土手方式の場合、湯を掛けない部分の表面付近の粉は抽出不足にならないのでしょうか? 少なくとも下の方の粉と表面付近の粉が同一条件になるとは思えません。
・最近は(4)とか(7)を参考にした方式を試していますが、とても気に入っています。
・自分の抽出方法が確立するまでは、(3)みたいに秤とタイマーを使って研究しましょう。