今日のコーヒー自家焙煎: イエメン vs. グアテマラ
産地の違いシリーズもそろそろ終わりにしたいものです。いくらなんでもモカマタリなら違うでしょう!・・・と思いながら、今日はイエメン vs. グアテマラの対決です。
焙煎温度プロファイル: #31
温度変化率: 1ハゼ以降 5.4℃/分
生豆: イエメン マタリNo.9
焙煎度: 中深煎り
焙煎条件: 手網+銀紙ダンパー、200g、やや強火、
三段焙煎法(10-15-20cm)
お味:
抽出: 半日後、カリタ式、85℃、3分10秒、300cc
#32と同時に抽出して味を比べた
香味: ◎ 合格です、美味しい
#32と言葉にできる違いは無い。
焙煎温度プロファイル: #32
温度変化率: 1ハゼ以降 4.9℃/分
焙煎度: 中深煎り
焙煎条件: 手網+銀紙ダンパー、200g、やや強火、
三段焙煎法(10-15-20cm)
お味:
抽出: 半日後、カリタ式、85℃、3分10秒、300cc
#31と同時に抽出して味を比べた
香味: ◎ 合格です、美味しい
#31と言葉にできる違いは無い。
考察:
・この二つは1ハゼでの温度上昇のブレーキが全然違います。グアテマラの生豆は深い緑色で、イエメンマタリは黄色く枯れた感じのものです。グアテマラの方が1ハゼの時に揮発する成分が多いので温度上昇しないと解釈できそうです。
・豆によって温度上昇プロファイルが変わってくるというのは、多分こういうことを言っているのだと思われますが、手網の場合に調整を加えるべきかというと疑問が残ります。やるとすれば強くブレーキが掛かる豆の場合は第2段の高さを少し下げて13cmとかにするのでしょう。でも、どうせ味が変わらないのなら、放っておけばよいような気がします。
・味の比較の結果が出ました。微妙な違いがあるように感じましたが、まあ同じようなものです。個別に飲んで産地を言えるような代物ではありませんね。
・尚、このような味比較の試験はやらない方が良いと思います。その方が人生幸せでいられるでしょう。
・三段焙煎法で不味くなるような豆が存在するのか? という当初の命題に対する答えですが、そのような豆は存在しないとう結論でよいと考えます。